RFQAEC最適化設計
通信製品には通常マイクとスピーカーが搭載されており、デュプレックス通話時にはマイクが製品自身のスピーカーから再生される音声信号を拾い、再びシステムに入力されることでエコーが発生し、正常な通話が妨げられる。 システムのハウリングを効果的に除去するには、通常、機構設計とDSP処理の二重対策が必要です。マイクについては、Uni Micを採用して により後方スピーカーからの信号を低減できます。マイクはスピーカーから可能な限り離し、両者を同一平面上に設置しないことが望ましいです。また、マイクアレイを用いて指向性マイクを形成することも可能です（図7.1）。
図7.1 スピーカーフォン音響エコー問題
スピーカーと機構の組み合わせにおいても防振設計を徹底し、スピーカーの共振がマイクに伝導してエコーやTHDを悪化させるのを防止する。最終的にはDSP+AECアルゴリズムによるエコーキャンセル処理でエコーを最小限に減衰させ、通話品質を向上させる（図7.2）。
図7.2 AEC（音響エコーキャンセル）
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