単指向性マイクの構造設計
ECMユニットの指向性は主に3種類に分類され、指向性パターン(Polar Pattern)に基づき、全指向性(Omni-Directional)/単指向性(Uni-Directional)/ノイズキャンセリング型(Noise Cancelling)に分けられる。全指向性マイクが最も一般的な仕様であり、ノイズキャンセリング型の使用率は比較的低い。後方からのノイズを除去する必要がある場合、通常は単指向性(Uni-Directional)マイクが選択される。その指向性波形はハート型に類似しており、しばしばハート型指向特性と呼ばれる。 ユニマイクは主に、車載ハンズフリー通話/ヘッドセットブームマイク/コールセンター用ヘッドセットブームマイク/ 会議システムに適用され、マイクの180度方向のノイズ低減を目的とする。@1kHzにおける180度指向性減衰量は通常15dBに達し、一般的な民生用ノイズキャンセリング用途を満たす(図5.1)。

図5.1 Uni Mic指向特性
単指向性Uni Micが指向性を形成できる主な理由は、マイク後部の開口部と内部のダンパー材が共同で音響抵抗効果を生み出すためである。これにより後方180度方向からの音は音響抵抗材を通過する際に速度が減衰し、正面0度の集音孔を迂回する音と同時に振動板に到達する。振動板は同等の圧力波を受けることで振動を停止し、したがって信号が出力されず、180度方向の音の減衰が達成され、指向性パターン特性が形成される。(fig.5.2)

図5.2 単一指向性マイク構造
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